ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(21:35〜、新宿ミラノ1)

公開初日に映画を観にいくのは、前作(The End Of Evangelion)以来かと。1000名以上のスクリーンで、この時間でほぼ満員とは。次回上映も長蛇の列でしたが、どう考えても上映が終了すると終電終わっているというのに。そんなにファンがいるんだなあと。心底待っていたというファンよりも、思い出やイベントに何となく参加している人が多いのではないかとも思うのですが。TV版の6話までを、最近のアニメにあるような高速なテンポで展開していく。前作からすればジェットコースターのように。冷静に考えるとTVシリーズが1話正味20分以下なので6話で120分なく、今回が映画が100分弱なので時間的に強烈な圧縮をしているわけではないと。でもスピード感やエピソードの再構成もあって、思いっきり削除されているシーンが多いような気も。特に委員長の出番がTVと比較すると・・・(声いらないような)。ただ表層的には再演としても、いいぐらい同じような構成になってますが。まったく前作を知らないと理解は厳しいかと。理解しやすくなるように努力してはいるとは思うのですが、それでも一見さんは厳しいかと。いやあ終わって拍手するほどものですかねえ。以下はネタばれかもしれないので



・当然のように画像のクオリティは上がってますね
・TVの印象的なシーンはほぼ同じようなレイアウトを利用してますね
  →パンフレットによると、新作カット以外はコンテを流用しているので当たり前ですね
・今時の流れか、さすがにシンジは最初から携帯電話を持っている
・へっ、第四の使徒? 数違うぞ
  →この時点で前作と違うのを感じろということですな
・ミサトがTVよりも軽い感じでシンジと会話しているのですが、これは役造り? 
  →たぶん役造りでしょう。後半は堅い感じなので。もしかするとベテランになって、そういう演技しないとらしくなかったとか?
・マヤはTVよりも子供っぽい感じが、これも役造り?
  →長沢美樹さんもベテランになったので、子供っぽくしないとマヤらしい声が出せないのかな
・さすがに端役などで声優の使いまわしが少ないので違和感が少ない
・なぜシンジなのかという明確な理由が、イベントとして提示されないなあ
  →TVシリーズでミサトが”いける”と判断したイベントをカットしてますが、それに理由があるのかなあ
・サラウンドされてますねえ
  →効果音や音楽のグレードも上がっていますが
・シンジとミサトのエピソードを減らしているというか変えているような
  →後述していますが、ミサトが変わったのですかね。今回は他人との距離というのを明確に定義しているような。最後には親密な関係にしていますが
・ゲンドウ達が、シンジの行動が予想済みとしているのが。ミサトからレイにシフトというのも
  →脚本ができていればいいのですが。運命がテーマの一つになっているようですが
・ミサトがTVよりは普通な感じも
  →TVよりはエゴを出して、闘う理由を説明してますからねえ。ここでリリスかい
・それよかシンジが普通の子になった
  →前作は素直すぎておかしい子だったから、全体のストーリを解釈するのが難しくしたのではないかと。今回は純粋に繋がりを求めている子になったので。明確に意思表示をして、拒否の表明もしますしねえ
・あと8体?
・カヲルは月ですか
・ストーリが早いというより、画面密度が濃かったのかも
・久しぶりのサービス、サービスで「壊れる」ですか。今度は普通の子だから壊れないと駄目だねえ。
  →となると展開はいろいろと期待できるのでは。まとまりそうにない感じではありますが